真山神社(読み)しんざんじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「真山神社」の意味・読み・例文・類語

しんざん‐じんじゃ【真山神社】

秋田県男鹿市北浦真山にある神社。旧県社。祭神は瓊瓊杵命(ににぎのみこと)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)ほか八柱。景行天皇のとき武内宿禰(すくね)創建と伝えられる。赤神様。

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日本歴史地名大系 「真山神社」の解説

真山神社
しんざんじんじや

[現在地名]男鹿市北浦真山

真山の北麓、真山集落の南に位置し、周囲には杉の古木が林立する。祭神は真山大神・天津彦火甕々杵尊・伊邪那岐尊など。旧県社。

古来真山赤神あかがみ神社と称され、遍照院光飯こうぼう寺が別当を勤めた。開基年代は明らかではないが、門前もんぜん本山赤神神社の信仰の上限は平安末期を下らないとされており、ほぼ同時期と考えられる。所伝によれば貞観二年(八六〇)円仁の中興ともいう。

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デジタル大辞泉プラス 「真山神社」の解説

真山神社

秋田県鹿角市にある神社。「しんざんじんじゃ」と読む。旧県社。本殿は真山山頂に鎮座する。古くは「赤神神社」と呼ばれ、明治時代改称した。祭神は瓊瓊杵命(ににぎのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)。なまはげ紫灯(せど)祭で知られる。

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