知弁(読み)チベン

デジタル大辞泉 「知弁」の意味・読み・例文・類語

ち‐べん【知弁/××辯】

才知弁舌。才知のある弁舌。
才能―を競える世といえども、他人敬愛を得べきを知るべし」〈中村訳・西国立志編

ち‐べん【知弁/××辨】

知恵があって、物事弁別する能力があること。

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精選版 日本国語大辞典 「知弁」の意味・読み・例文・類語

ち‐べん【知弁・智辨・智辯】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事をつかさどり、道理をわきまえること。知恵があって、物事を弁別する能力があること。
    1. [初出の実例]「智辨超倫、其事宜哉」(出典八宗綱要(1268)上)
  3. 才知と弁舌にすぐれること。才知のある鋭い弁舌。
    1. [初出の実例]「当座主僧正は、顕密兼学の法燈智辨(チベン)無窮の秀才也」(出典:源平盛衰記(14C前)一)
    2. [その他の文献]〔韓非子‐説難〕

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普及版 字通 「知弁」の読み・字形・画数・意味

【知弁】ちべん

弁才

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