石神井(読み)しゃくじい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

東京都練馬区南西部にある地区地名由来は,井戸を掘った際,土中から出た青色の石棒を石神としてまつったことによる。武蔵野台地にあり,かつて有名な練馬大根産地であったが,第2次世界大戦後の急激な発展により住宅地区に変貌。西武鉄道新宿線,袋線が通る。中央部の石神井池,三宝寺池周辺は石神井公園。三宝寺池の沼沢植物群落は天然記念物に指定されている。

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百科事典マイペディアの解説

東京都練馬区南西部の一地区。もと武蔵野台地上の農村であったが,西武鉄道新宿線,同池袋線が通じ急速に住宅地化した。石神井城跡,石神井池,三宝寺池を含む石神井公園がある。石神井川はこれらの池の水を合わせ,東流して隅田川に注ぐ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

東京都練馬区(ねりまく)南西部の地区。昔、井戸掘りの際、地中から出た青色の石棒を石神(いしがみ)様として祀(まつ)った石神井神社(石神井町4丁目にある)が地名の由来という。石神井川に流れる三宝寺池(さんぽうじいけ)南縁の三宝寺境内は鎌倉末期の豊島(としま)氏の居城跡。豊島氏は1477年(文明9)太田道灌(どうかん)に滅ぼされた。三宝寺池、その下流の石神井池一帯は石神井公園で、三宝寺池沼沢(しょうたく)植物群落は国の天然記念物に指定されている。

[沢田 清]


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