日本歴史地名大系 「神之池」の解説
神之池
ごうのいけ
現神栖町の中央部にあり、古くは
池は貴重な灌漑用水源であったため池水をめぐる争いも起こり、宝永七年(一七一〇)の溝口村と日川村外五か村水論裁許状(山本家文書)には「降之池之儀、先規より日川萩原石神高浜木崎溝口田端柴崎八ケ村用水ニ引来候(中略)溝口村訴候降之池支配之儀、先年奥谷村と池論之節、近村扱手形ニ、池本溝口村と書載有之旨雖申之」と記されている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報