福神信仰(読み)ふくじんしんこう

世界大百科事典 第2版の解説

ふくじんしんこう【福神信仰】

福徳,福分をもたらす神への信仰。福神の代表的なものに七福神があるが,このほかにも稲荷神社,天満大自在天神などがあり,寺院の境内の小祠や神社の境内末社としてまつられているものが多い。また,屋敷の隅にまつられる屋敷神やかまどの付近にまつられる荒神なども,家の繁栄との関係が説かれているので,広義の福神のなかに含めることができよう。昔話や伝説中の河童や,水の世界から来る霊童も,家に富をもたらす存在として広く知られている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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