梵刹(読み)ボンセツ

デジタル大辞泉 「梵刹」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐せつ【×梵刹】

仏寺。てら。ぼんさつ。
[類語]伽藍仏閣寺院仏家仏寺仏刹山門古寺古刹巨刹名刹

ぼん‐さつ【×梵刹】

ぼんせつ(梵刹)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梵刹」の意味・読み・例文・類語

ぼん‐さつ【梵刹】

※満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石四三千山は唐の時代に開いた梵刹(ボンサツ)で」

ぼん‐せつ【梵刹】

〘名〙 仏語。てら。寺院。ぼんさつ。
正法眼蔵(1231‐53)仏経近来長老等、わづかに王臣の帖をたづさへて、梵刹の主人といふ」 〔書言故事‐釈教類〕

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普及版 字通 「梵刹」の読み・字形・画数・意味

【梵刹】ぼんさつ

寺。唐・唐彦謙〔南明山に遊ぶ〕詩 金銀、梵刹を拱(いだ)き 丹宇を照らす 石梁、秋溟に臥し 風鈴、簷語(えんご)(のきさきの音)を爲す

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