日本歴史地名大系 「穆佐郷」の解説
穆佐郷
むかさごう
鹿児島藩外城の一つで、現高岡町の南東部を占める。
天正六年(一五七八)樺山規久は穆佐地頭に任じられたといい(樺山氏系図)、島津氏による穆佐の外城としての設置はこの頃であろうか。なお諸郷地頭系図は最初の地頭として宮丸久任(樺山広久弟)、天正八年頃の地頭として吉利刑部左衛門を記している。天正一四年三月には
穆佐郷
むかさごう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報