デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹本咲太夫」の解説
竹本咲太夫(7代) たけもと-さきたゆう
文化7年4月8日生まれ。義太夫節。5代竹本政太夫(まさたゆう)の門弟。琴太夫をへて天保(てんぽう)13年7代を襲名し,3代豊竹巴太夫(ともえだゆう)の養子となった。世話物を得意とした。明治3年8月1日死去。61歳。通称は大黒屋竹治郎。
竹本咲太夫(8代) たけもと-さきたゆう
義太夫節。3代竹本長門太夫(ながとだゆう)の門弟で,元治(げんじ)元年7代咲太夫の預かり弟子となる。はじめ卯太夫を称し,明治3年8代を襲名した。明治4年死去。豊前(ぶぜん)中津(大分県)出身。
竹本咲太夫(3代) たけもと-さきたゆう
義太夫節。初代竹本春太夫の弟子。重太夫をへて3代を襲名した。文化5年3月2日死去。通称は堺屋三右衛門,油屋彦三郎。
竹本咲太夫(4代) たけもと-さきたゆう
義太夫節。初代豊竹巴太夫(ともえだゆう)の門弟。秀太夫をへて文化6年(1809)4代を襲名した。