日本歴史地名大系 「笹原村」の解説
笹原村
ささはらむら
[現在地名]河津町笹原
宮)は当地の小字として残る。江戸時代ははじめ幕府領、享保一三年(一七二八)掛川藩領となり幕末に至る(韮山町史)。もとは浜村と一村であったが、寛永一〇年(一六三三)に分村した(掛川誌稿)。元禄郷帳によると高二三四石余。天保三年(一八三二)の覚(笹原区有文書)でも同高。「掛川誌稿」では家数三五・人数一六八。農間に薪炭を江戸へ出荷し、稼ぎとしていた(「子二月覚」笹原区有文書)。
笹原村
ささはらむら
笹原村
ささばるむら
笹原村
ささはらむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報