河津町(読み)かわづ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

河津〔町〕
かわづ

静岡県東部,伊豆半島南東部にある町。 1958年上河津村と下河津村が合体して町制。河津川流域を占め,江戸中期以降,天城山林開発の拠点として,また縄地金山で繁栄。第2次世界大戦後,山麓ではワサビ,河津川の沖積地では温泉熱と暖かい気候を利用してカーネーション,ミカンの栽培,沿岸では漁業が行なわれる。河津七滝,湯ヶ野,峰,谷津などの河津温泉郷,海岸の河津浜や今井浜などの温泉,景勝地,曾我兄弟の父河津三郎祐泰をまつる河津神社や徳川家康の愛妾お万の方の生家などの旧跡,名所が多い。特に早咲きの河津桜が有名。新町の大ソテツ,杉桙別命神社の大クス,ナチシダ自生北限地はいずれも天然記念物。伊豆諸島への海底ケーブルの起点。町域の一部は富士箱根伊豆国立公園に属する。海岸部を伊豆急行,国道 135号線が通じる。面積 100.69km2。人口 7303(2015)。

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