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ぜいshi

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


ぜい
shi

中国,古代に興った占いの一方法。殷以前の亀卜に対し,周代に興ったものとされ,『易経』にその方法が説かれている。 50本の蓍 (めどぎ) または竹の細棒を一定方法で操作し,その結果によって卦 (か) ,爻 (こう) を定め,それにより運勢を占うものである。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


ぜい

筮竹を操作して占うこと。筮竹は竹を細く削った棒で、古くはメドハギの茎を用いた。占筮では50本の筮竹を用いる。そのなかから1本を抜いておき、あとの49本をさばいて数を出し、六四卦(け)のうちの一つの卦を出す。その卦を『易経』に照らして、人事の吉凶を予知する。『易経』は陽と陰との二元論をもととしている。その陽と陰とを三つずつ組み合わせると8種の卦(八卦(はっけ))が得られる。八卦は天地間の現象の基本的諸要素を象徴するものである。日本で易占を八卦とよぶのはこのことによる。八卦をさらに二つずつ組み合わせると、実生活の事象から自然現象などのあらゆる変化を表す六四卦が得られる。[芳井敬郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のの言及

【易】より

…中国,殷代の亀卜(きぼく)に代わって,周代に生み出された筮竹(ぜいちく)による占い。大事には卜し小事には筮すといわれるように(鄭玄(じようげん)のことば),亀卜の権威はその後も保たれていたが,数的メカニズムを備えた筮がしだいに卜を圧倒していき,やがてそのテキストである《易》が整備され,ついでそれが経典の座を占めるにおよんで筮=易の地位は不動のものとなり今日に至っている。…

【筮竹】より

…本来は,100年たつと1本から100茎が生じるという伝承のある,長命の多年生植物蓍(めどはぎ)の茎が使われたが,のちには竹で代用するようになった。筮という字のなかに巫(みこ)があるのは,巫に代わって筮=蓍が神と人との仲介をすることを表す。それで,古くは易(占)のことを筮と呼んだ。…

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