簡易生命表(読み)カンイセイメイヒョウ

デジタル大辞泉 「簡易生命表」の意味・読み・例文・類語

かんい‐せいめいひょう〔‐セイメイヘウ〕【簡易生命表】

生命表一つ厚生労働省が、人口推計による人口人口動態統計による死亡出生概数もと毎年作成するもので、完全生命表とともに国の基幹統計に指定されている。→生命表

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共同通信ニュース用語解説 「簡易生命表」の解説

簡易生命表

厚生労働省は毎年、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかの期待値を示す平均余命を算出し「簡易生命表」として公表推計人口や人口動態統計データを基に、その年の死亡状況が変わらないと仮定し試算する。0歳児の平均余命が日本人平均寿命を表す。国勢調査による確定人口を基にした「完全生命表」も5年ごとに公表される。

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保険基礎用語集 「簡易生命表」の解説

簡易生命表

毎年の人口動態統計の死亡数と,10月1日現在の推計人口を用い,簡略化された計算によって算定された死亡率を表示したものです。国勢調査が、一定年次(5年ごと)にしか行われないこと、しかもその整理日時を要するため、新しい完全生命表の作成が調査対象年より数年も遅れることによる、統計の時間的ズレを補う役割を、この簡易生命表が果たしています。

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世界大百科事典(旧版)内の簡易生命表の言及

【生命表】より

…この意味では後者は前者の代用物なのであるが,前者の世代生命表が完成するには100年が必要なので現実的に有効に活用できないので,両者の組合せ利用などが今後の課題といえよう。このほか,生命表には年齢各歳別の数値で示した完全生命表,年齢5歳階級別の簡易生命表がある。日本で最初の公式な完全生命表は,1902年矢野恒太(1865‐1951。…

※「簡易生命表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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