尾形光琳(こうりん)の最晩年の秀作。二曲一双の金箔地の左隻に白梅,右隻に紅梅を配し,画面中央には銀箔などを用いて流水を描く。ゆるやかな曲線をつらねて金の平面を大胆にわける構成は,やまと絵の伝統を踏まえながら光琳独自の趣向がこらされている。MOA美術館蔵。各隻縦156.6cm,横172.7cm。国宝。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...