日本歴史地名大系 「継松寺」の解説
継松寺
けいしようじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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三重県松阪市中町にある寺。高野山(こうやさん)真言宗に属し、岡寺山(おかでらさん)と号する。通称岡寺観音(かんのん)という。743年(天平15)行基(ぎょうき)の開創。聖武(しょうむ)天皇の勅願所。もとは飯高(いいたか)郡石津郷にあったという。753年(天平勝宝5)2月初午(はつうま)の日に孝謙(こうけん)天皇が厄除(よ)け祈願のため本尊如意輪(にょいりん)観音(インドの勝鬘夫人(しょうまんぶにん)感得の像と伝える)に参詣(さんけい)し勅額を賜った。以来、本尊は「厄除け観音」として知られ、毎年3月初めての午の日には参詣者が多い。寺宝には伝空海作の不動明王像・毘沙門天(びしゃもんてん)像、普賢(ふげん)延命菩薩(ぼさつ)画像(県指定文化財)、802年(延暦21)に空海が巡錫(じゅんしゃく)の途次にとどまって編した寺の縁起などがある。本堂、山門、不動堂、大師堂などは江戸末期の建築である。
[祖父江章子]
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