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網状星雲 あみじょうせいうんCygnus Loop

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

網状星雲
あみじょうせいうん
Cygnus Loop

はくちょう座にある星雲 NGC6960,6979,6992,6995の総称で,全体が球殻状の超新星残骸 6万年前に爆発した超新星の名残り。秒速 100kmで膨張しており,強い電波および X線を放射している。地球から約 1600光年の距離にある。

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デジタル大辞泉の解説

あみじょう‐せいうん〔あみジヤウ‐〕【網状星雲】

白鳥座にあって、薄いレースを広げたように見える星雲。数万年前に爆発した超新星残骸で、放出されたガスは現在も膨張しつづけている。

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百科事典マイペディアの解説

網状星雲【あみじょうせいうん】

はくちょう座にある星雲(NGC6960,6992,6995)。超新星の残骸。距離1100光年。
→関連項目散光星雲

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世界大百科事典 第2版の解説

あみじょうせいうん【網状星雲 Cygnus Loop】

はくちょう座ε星とζ星の間に広がる超新星の残骸。カタログ番号はNGC6960,6992,6995。数万年ほど前に起こった超新星の爆発によって,毎秒数千kmの速度でガスが放出された。膨張するときに,まわりの星間空間にあったガスを掃き集め,膨張速度が落ちてきて,現在では毎秒300kmの速度になっている。網状星雲はフィラメントが何本も重なって一つの大きなリング状の形になっている。このようなフィラメントには,電離したガスが多量に存在している。

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大辞林 第三版の解説

あみじょうせいうん【網状星雲】

白鳥座にある星雲の一。数万年前に爆発した超新星の残骸。繊維状に光って見え、膨張し続けているガス体。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

網状星雲
あみじょうせいうん

はくちょう座にある散光星雲。細い繊維状の二つの星雲(NGC6992、NGC6960)で、二つは見かけ上直径3度(見かけ上は月の6倍の大きさで、実直径では130光年。1光年=約9兆4600億キロメートル)に達する巨大なループを描いている。入り組んだ繊維のように光るようすから「網状」とよぶが、実体は毎秒200キロメートルで膨張する高温度のガス球殻である。およそ1万年前に爆発、飛散した超新星の残骸(ざんがい)と考えられ、超高速で膨張する衝撃波が、希薄なガスと激しくぶつかって光を発している。地球からの距離は2600光年。[海部宣男]
『宮本昌典編『現代天文学講座8 銀河系』(1980・恒星社厚生閣) ▽磯部三著『星の誕生と進化』(1986・旺文社) ▽岡野邦彦著『デジタル・アイ――冷却CCDでとらえた深宇宙』(1998・地人書館) ▽藤井旭著『宇宙への招待』新版(1999・河出書房新社)』

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世界大百科事典内の網状星雲の言及

【星雲】より

…銀河系内に1000個余りが知られていて,いて座の銀河中心方向に数多く密集している。
[超新星の残骸]
 おうし座のかに星雲,はくちょう座の網状星雲などの星雲は超新星の残骸である。水素,ヘリウム,窒素,酸素,ネオン,硫黄などの強い輝線がある。…

※「網状星雲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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