総合学科(読み)そうごうがっか

大辞林 第三版の解説

そうごうがっか【総合学科】

高等学校の学科の一。単位制で、生徒が必修科目と選択科目から修得内容を選んで学習するもの。1994年(平成6)より設置。

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百科事典マイペディアの解説

総合学科【そうごうがっか】

日本の高等学校で,普通科および専門学科に並ぶ第3の学科として,1994年度から設置された学科。自己の進路への自覚を深めさせる学習,主体的な学習を通して学ぶ楽しさを体験させる学習などを重視している。教育課程としては,〈産業社会と人間〉〈情報に関する基礎科目〉〈課題研究〉を原則履修とし,多様な選択科目開設,生徒が自主的に選択・学習できるようにしている。また学年区分を廃止し単位制を導入,高校間の連携も図っている。新時代の高等学校のあり方として期待され,各県に新設されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

総合学科
そうごうがっか

1994年度から高等学校に創設された、普通教育および専門教育を選択履修により総合的に施す学科。48年の新制高等学校の発足以来、日本の高校教育は、普通教育を主とする普通科と専門教育を主とする職業学科との二本立て体制で行われてきた。しかし、高校生の能力・適性や興味、進路の多様化を踏まえて普通と専門(職業)との壁をなくす形の高校の設置が決まった。「産業社会と人間」、「情報に関する基礎的科目」、「課題研究」の3科目は全生徒に履修させるが、学年の区分とは関係なく数多くの多様な選択科目が開設され、生徒の興味・関心にもとづいて主体的に選択できることにした。最低限の必修科目と選択科目で合計80単位以上修得すれば卒業が認められる。94年度に全国の7校で開設され、98年には106校に増えた。[深谷昌志]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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