締出す(読み)シメダス

デジタル大辞泉 「締出す」の意味・読み・例文・類語

しめ‐だ・す【締(め)出す/閉(め)出す】

[動サ五(四)]
入り口を閉ざして中に入れないようにする。「帰りが遅くなって―・される」
ある範囲内に立ち入らせない。退けて外に出す。また、ある組織内で活動できないようにする。「外国製品を―・す」「委員会から―・される」
[類語]排斥排他除名排除疎外排撃擯斥ひんせき指弾爪弾き人払い厄介払い仲間外れ村八分弾き出すロックアウトシャットアウト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「締出す」の意味・読み・例文・類語

しめ‐だ・す【締出・閉出】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 門戸を閉めて中に入れないようにする。外に追い出す。また、外部のものをある範囲の内にいれない。
    1. [初出の実例]「鋪道に閉め出された黄包車」(出典:上海(1928‐31)〈横光利一〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android