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繊維板 せんいばんfibreboard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

繊維板
せんいばん
fibreboard

廃材チップ,おが屑,竹笹など植物繊維を主原料とし,結合剤として水溶性フェノール樹脂などを用いて成型した板。比較的比重の軽いものを軟質繊維板またはインシュレーションボード,やや硬いものをセミハードボード,硬いものを硬質繊維板またはハードボードという。前2者は壁板,天井板などに使われることが多いのでウォールボードとも呼ばれる。比重はインシュレーションボード 0.4未満,セミハードボード 0.4~0.8,硬質繊維板 0.8以上である。

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百科事典マイペディアの解説

繊維板【せんいばん】

ファイバーボード

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大辞林 第三版の解説

せんいばん【繊維板】

繊維を加熱圧縮してつくった板。ファイバーボード。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

繊維板
せんいばん
fiber board

木材や藁(わら)などの植物繊維を成形熱圧または抄造乾燥した板材で、ファイバーボードと総称される。その比重によって0.4以下の軟質繊維板(インシュレーションボード)、0.4~0.8の半硬質繊維板(セミハードボード)と0.8以上の硬質繊維板(ハードボード)に区分され、強さ、熱伝導率、吸音率などが異なるので、それぞれ用途が異なる。軟質繊維板はアメリカで1914年におこり、日本には26年(大正15)ごろに輸入され、テックスという商品名で一般化した。その後、比重が高く、強度の増した半硬質・硬質繊維板へと発達してきた。建築材料として軟質のものは軽量で断熱性、吸音性、調湿性に優れているので天井や内装壁材、断熱材に、最近では畳床、さらに外壁の下地として耐水性を増すためにアスファルトを含浸させたシージングボードなど用途はきわめて広い。硬質繊維板は強度の向上を図ったもので、厚さは5~7ミリメートルが一般的であり、内壁下地、仕上げ材、外装用のサイディングボードなどのほか、家具、弱電製品、自動車などの下地素材、成型材として利用も多い。繊維板はかつては耐水性にやや劣ったが、オイルテンパー処理や表面処理によって最近では耐候性、耐久性も高いという評価も得ている。半硬質繊維板は適度な軽さ、強さ、加工性のよさ、比較的厚手のものが得られる製造技術が発達し、MDF(中比重繊維板)の名で家具などに用いられるようになってきた。[有馬孝

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世界大百科事典内の繊維板の言及

【ファイバーボード】より

…主として木材を解繊し,これを成形して板状にしたもので,繊維板とも呼ばれている。JISによれば,製品の比重によって分類されており,比重0.8以上のものをハードボード,0.4以上0.8未満をセミハードボード,0.4未満をインシュレーションファイバーボードと規定している。…

【木材工業】より

…木材を加工し,新たな製品をつくりだす工業。そのなかには,古い歴史をもち現在も大きな比重を占める製材業のほか,合板,木材チップ集成材,削片板(パーティクルボード),繊維板(ファイバーボード),フローリング,木材防腐・防蟻・防虫加工などの工業がある。なお,紙・パルプについては〈紙・パルプ工業〉の項を参照されたい。…

※「繊維板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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