老僕(読み)ロウボク

デジタル大辞泉 「老僕」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ぼく〔ラウ‐〕【老僕】

年とった下男
[類語]下働き下男下女召し使い奴隷奴婢どひ男衆下僕忠僕爺や飯炊き権助風呂焚き三助女子衆下婢端女はしため小間使い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「老僕」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ぼくラウ‥【老僕】

  1. 〘 名詞 〙 年老いた下男。
    1. [初出の実例]「日高催老僕、掃除庭上沙」(出典菅家文草(900頃)五・仮中書懐詩)
    2. 「あるじは京上りして家にをらず、只聾(みみしい)の老僕(ロウボク)あるのみ」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)四)
    3. [その他の文献]〔史記‐灌将軍夫伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「老僕」の読み・字形・画数・意味

【老僕】ろうぼく

老人の僕。

字通「老」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android