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膳氏 かしわでうじ

世界大百科事典 第2版の解説

かしわでうじ【膳氏】

古代の豪族。《日本書紀》では孝元天皇の皇子大彦命を祖とし,《古事記》では大彦命の子比古伊那許士別命(ひこいなこしわけのみこと)を祖としている。《高橋氏文》によれば,磐鹿六鴈命(いわかむつかりのみこと)(大彦命の孫)は,景行天皇の東国巡幸に供奉,上総国において堅魚や白蛤の料理を天皇に献上し,その功により以後永く天皇の供御に奉仕することを命ぜられ,また膳臣の姓を賜ったという。《日本書紀》にも類似の記事がある。

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世界大百科事典内の膳氏の言及

【磐鹿六鴈命】より

…孝元天皇の皇子大彦命の孫で,膳(かしわで)氏の遠祖とされる伝承上の人物。《日本書紀》によれば景行天皇53年東国巡幸にしたがい,淡水門(あわのみなと)で得た白蛤を膾(なます)につくって献上し,その功により膳大伴部を賜ったという。…

【高橋氏】より

膳(かしわで)氏の系統を引く古代の豪族。《新撰姓氏録》によれば,683年(天武12)に膳臣を改めて高橋朝臣の氏姓を賜ったという。…

※「膳氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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