臼杵城(読み)うすきじょう

日本の城がわかる事典の解説

うすきじょう【臼杵城】

大分県臼杵(うすき)市にあった中世から近世にかけての平山城(ひらやまじろ)(海城)。戦国時代、府内大友氏館(大分市)より拠点を移した大友宗麟(そうりん)により、臼杵湾に浮かぶ丹生島に築かれた。江戸時代には臼杵藩の藩庁が置かれた。大友氏改易後、石田三成の妹婿である福原氏、太田氏を経て、関ヶ原の戦い後は、1600年(慶長5)に郡上八幡城(岐阜県郡上市)より5万石で稲葉貞通が入封。以降、明治維新まで、稲葉氏15代の居城となった。城には3層4階の天守と31基の櫓(やぐら)が上げられ、総2階造り(上下階の平面が同規模)の重箱と呼ばれる形状をした二重櫓が特徴的であった。廃藩後は天守以下一部の建物を残し取り壊され、周囲の海も埋め立てられた。JR日豊線臼杵駅から徒歩10分。

出典 講談社日本の城がわかる事典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

うすき‐じょう ‥ジャウ【臼杵城】

大分県臼杵市臼杵丹生島(にうじま)にあった平山城(海城)。永祿五年(一五六二)大友宗麟が築城。櫓(やぐら)、石垣、堀の一部が残存。亀城。丹生島城。

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