(読み)こうする

精選版 日本国語大辞典 「航」の意味・読み・例文・類語

こう‐・する カウ‥【航】

〘自サ変〙 かう・す 〘自サ変〙
① 船で、海や湖や川などを行く。航海する。
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二四「帝命じて海外に航(カウ)するを禁ず」
航空機で空を飛ぶ。

こう‐・す カウ‥【航】

〘自サ変〙 ⇒こうする(航)

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デジタル大辞泉 「航」の意味・読み・例文・類語

こう【航】[漢字項目]

[音]コウカウ)(漢)
学習漢字]5年
船で水上をわたる。「航海曳航えいこう寄航欠航就航出航渡航難航密航
飛行機で空を行く。「航空
[名のり]わたる

かわら〔かはら〕【航/×𦨞】

和船船首から船尾に通す長く厚い板材。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【キール】より

…方形キールと異なり,船底が平滑になるため,喫水が増加せず,また入渠(にゆうきよ)時に船体重量の主要部分を支持するのにもつごうがよい。なお,独特の発達をした大和型船を典型とする和船の場合は,船底の船体中心線位置にあって船底から突き出た航(かわら)または敷(しき)と呼ばれる部材がキールに相当する。【吉田 宏一郎】。…

※「航」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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