コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

船歌 ふなうた

3件 の用語解説(船歌の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

船歌
ふなうた

船に関連して歌われる歌謡。広義には,新造船や新年の「船おろし歌」,神輿の船渡御や藩主の船出に歌われた「御船歌」などの祝儀歌から,船を漕ぐときに歌う「艫漕ぎ歌」,網引きなどの漁獲作業で歌われる労働作業歌まで含まれるが,一般的には,艫 (ろ) ,櫂 (かい) ,棹 (さお) で船をあやつるときに歌われる歌をさし,海上での「艫漕ぎ歌」,川舟の船頭の歌う「川舟歌」や「船頭歌」が船歌とされる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ふな‐うた【船歌/舟唄】

船方が船をこぎながらうたう歌。広義には、船に関係した作業や儀式に歌われる民謡。棹歌(さおうた)。
バルカローラ

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

船歌
ふなうた
barcarolleフランス語

ベネチアのゴンドラこぎの歌を模した曲。「バルカロール」あるいは「ゴンドラの歌」は、18世紀には民謡として旅行者の人気を得ていたが、芸術音楽に取り入れられたのはロマン派時代である。ゆっくりとした6/8拍子または12/8拍子をとり、波に揺れる小舟を表す単調な伴奏と感傷みを帯びた曲想を特徴とする。声楽曲としてはオペラアリアに用いられ、オッフェンバックの『ホフマン物語』の舟歌が代表例。ウェーバーの『オベロン』、ベルディの『オテロ』にも類例がある。器楽曲としてはおもにピアノ曲に用いられ、ショパンの作品60、メンデルスゾーンの『無言歌』のなかの三曲の「ベネチアの舟歌」、フォーレの13曲などが知られる。[大久保一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

船歌の関連キーワード替歌合唱上代歌謡特需労作歌沢内甚句御船歌七之助節遠島甚句山歌

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

船歌の関連情報