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船王 ふねのおう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

船王 ふねのおう

?-? 奈良時代,天武天皇の孫。
舎人(とねり)親王の王子。淳仁(じゅんにん)天皇の兄。東大寺大仏開眼会で伎楽頭(ぎがくのかみ)をつとめた。橘奈良麻呂(たちばなの-ならまろ)の変では,関係者を拷問し,黄文(きぶみの)王,道祖(ふなどの)王らを殺害した。天平宝字(てんぴょうほうじ)3年(759)親王となるが,8年藤原仲麻呂(なかまろ)の乱に関係したとして隠岐(おき)に流された。

船王 ふねおう

ふねのおう

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

世界大百科事典 第2版の解説

ふねのおう【船王】

天武天皇の孫,舎人親王の子。生没年不詳。《万葉集》に作歌があり,《日本霊異記》に説話がある。727年(神亀4)従四位下,743年(天平15)従四位上,のち弾正尹から治部卿となる。757年(天平宝字1)皇嗣選定のとき,孝謙天皇に〈閨房修らず〉と退けられたが直後に正四位下となった。さらに大宰帥となるが在京し,百済敬福らと橘奈良麻呂の変関係者の拷問にあたり,黄文王,道祖(ふなど)王らを殺し,正四位上。翌年,唐で数年前におきた安禄山の乱への警戒を大宰府に命じたときの勅に,帥の船王と大弐の吉備真備はともに碩学で,その名は当代に顕るとされている。

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