デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良覚(3)」の解説 良覚(3) りょうかく ?-? 「徒然草(つれづれぐさ)」にみえる僧。従三位藤原実俊の子。比叡(ひえい)山の大僧正で,嘉元(1303-06)のころまで生存。僧房のそばに大きなエノキがあったので「榎木(えのき)の僧正」とよばれる。その名をこのまず木をきって「きりくいの僧正」とよばれ,さらにその根株をとりのぞいて大きな堀ができたので「堀池の僧正」といわれた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例