良覚(読み)りょうかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良覚」の解説

良覚(3) りょうかく

?-? 「徒然草(つれづれぐさ)」にみえる僧。
従三位藤原実俊の子。比叡(ひえい)山の大僧正で,嘉元(1303-06)のころまで生存僧房そばに大きなエノキがあったので「榎木(えのき)の僧正」とよばれる。その名をこのまず木をきって「きりくいの僧正」とよばれ,さらにその根株をとりのぞいて大きな堀ができたので「堀池の僧正」といわれた。

良覚(1) りょうかく

?-1259 鎌倉時代の僧。
真言宗日輪寺の親性に灌頂(かんじょう)をうけ,高野山華王院にはいる。建長元年と正嘉(しょうか)2年高野山検校(けんぎょう)となり,法眼和尚(わじょう)位にのぼった。正元(しょうげん)元年7月26日死去。紀伊(きい)在田(ありだ)郡(和歌山県)出身。字(あざな)は大覚房。

良覚(2) りょうかく

1292-1333 鎌倉時代の僧。
正応(しょうおう)5年生まれ。法相(ほっそう)宗。文保(ぶんぽ)元年奈良興福寺別当となり,のちたびたび別当をつとめた。大僧正。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年8月14日死去。42歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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