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若山荘 わかやまのしょう

百科事典マイペディアの解説

若山荘【わかやまのしょう】

能登国珠洲(すず)郡の荘園で,現石川県珠洲市西部から内浦(うちうら)町(現・能登町)および能都(のと)町(現・能登町)東部などを含む一帯に比定される。1143年源季兼は父俊兼から伝領された当荘を皇太后藤原聖子(のちの皇嘉門院)に寄進している。

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世界大百科事典 第2版の解説

わかやまのしょう【若山荘】

能登国珠洲(すず)郡にあった荘園。現在の石川県珠洲市西域から珠洲郡内浦町全域にかけての地域にあたる。1143年(康治2)の成立で,源季兼から皇嘉門院藤原聖子に本家寄進され,鳥羽院領(皇室領)となった。1221年(承久3)の能登国大田文には公田数500町と見え,郡域の大半を荘域とし,荘内は若山,飯田,直,木郎の4郷と西海浦から構成されていた。本家職は皇嘉門院から摂関家九条家に,領家職は季兼から公家の日野家に,それぞれ相伝されており,1348年(正平3∥貞和4)には九条経家と日野時光の間で,領家職をめぐる相論も展開された。

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