(読み)カ

デジタル大辞泉 「菓」の意味・読み・例文・類語

か【菓】[漢字項目]

常用漢字] [音](クヮ)(呉)(漢)
おかし。「菓子製菓粗菓茶菓乳菓氷菓名菓冷菓
[補説]原義は、お茶うけなど食用とされる果実

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精選版 日本国語大辞典 「菓」の意味・読み・例文・類語

クヮ【菓】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 木の実。果物。果。
      1. [初出の実例]「花開(ひらく)れば必ず菓を結ぶ」(出典今昔物語集(1120頃か)三)
      2. [その他の文献]〔漢書‐叔孫通伝〕
    2. 間食用の甘味食品。菓子。
  2. [ 2 ] 〘 接尾語 〙 果物類を数えるのに用いる語。
    1. [初出の実例]「八歳許(ばかり)有ける男子の此の厨子(づし)を開て、瓜一菓を取て食てけり」(出典:今昔物語集(1120頃か)二九)

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普及版 字通 「菓」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 11画

(旧字)
12画

[字音] カ(クヮ)
[字訓] このみ・かし

[字形] 形声
声符は果(か)。果は果実で、初文。菓子はもと果物を意味した。

[訓義]
1. このみ、くだもの。
2. かし。もと果物を砂糖漬けにした。

[古辞書の訓]
名義抄 クダモノ・コノミ

[熟語]
菓子菓盤菓品
[下接語]
茶菓・製菓・乳菓・氷菓

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動植物名よみかた辞典 普及版 「菓」の解説

菓 (クダモノ)

植物柑子別称(宮女詞)

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