萌え立つ(読み)モエタツ

デジタル大辞泉 「萌え立つ」の意味・読み・例文・類語

もえ‐た・つ【×萌え立つ】

[動タ五(四)]草木が盛んに芽ぶく。
「嫁菜餅草の誰はばからず―・つなど」〈露伴・いさなとり〉
[類語]芽生える芽吹く芽ぐむ萌える萌え出る角ぐむ芽差す・芽を吹く・芽が出る芽を出す兆す芽出し芽立ち芽生え発芽出芽発根萌芽実生みしょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「萌え立つ」の意味・読み・例文・類語

もえ‐た・つ【萌立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙 さかんに芽を出す。
    1. [初出の実例]「子規御小人町の雨あがり〈珍碩〉 やしほの楓木の芽萌立〈正秀〉」(出典:俳諧・ひさご(1690))

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