芽吹く(読み)メブク

デジタル大辞泉 「芽吹く」の意味・読み・例文・類語

め‐ぶ・く【芽吹く】

[動カ五(四)]樹木が芽を出す。「森の木がいっせいに―・く」 春》「がうがうとけやき―・けり風の中/波郷
[類語]芽生える芽ぐむ萌える角ぐむ萌え出る萌え立つ芽差す・芽を吹く・芽が出る芽を出す兆す芽出し芽立ち芽生え発芽出芽発根萌芽実生みしょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「芽吹く」の意味・読み・例文・類語

め‐ぶ・く【芽吹】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 樹木の芽が出はじめる。新芽が萌え出る。芽張る。芽差す。また、比喩的に、ある気持物事が新たに生じ始める。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「ヤナギガ mebuita(メブイタ)」(出典和英語林集成初版)(1867))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android