芽差す(読み)メザス

デジタル大辞泉 「芽差す」の意味・読み・例文・類語

め‐ざ・す【芽差す】

[動サ五(四)]芽が出る。芽吹く。「柳が―・す」
[類語]芽生える芽吹く芽ぐむ萌える萌え出る萌え立つ角ぐむ・芽を吹く・芽が出る芽を出す兆す芽出し芽立ち芽生え発芽出芽発根萌芽実生みしょう

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精選版 日本国語大辞典 「芽差す」の意味・読み・例文・類語

め‐ざ・す【芽差】

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 芽がもえ出る。芽ぐむ。芽吹く。また比喩的に、気持、考えなどが生じる。きざす。
    1. [初出の実例]「ふたばにてめさしししののあきくればよなかになりてねざめがちなる」(出典:曾丹集(11C初か))
    2. 「自分の胸に何物かが芽(メ)ざして来てゐるらしく感じて」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一六)

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