日本歴史地名大系 「落合町」の解説 落合町おちあいちよう 岡山県:真庭郡落合町面積:一四七・六一平方キロ郡の南端に位置する。旭川本流の両岸と、西岸の支流当摩(たいま)川および備中川、同東岸の支流河内(こうち)川の流域に平坦部が開け、とくに旭川と備中川・河内川との合流点では平野部が展開する。東は久米(くめ)郡旭(あさひ)町・久米町、南は御津(みつ)郡加茂川(かもがわ)町、上房(じようぼう)郡有漢(うかん)町・北房(ほくぼう)町、西は北房町・勝山(かつやま)町、北は勝山町・久世(くせ)町に接し、町の東・南・北は吉備高原、西も六〇〇メートルの山が連なり、おもな産業は農業とそれに付随する林業である。JR姫新線は久米町境の美作追分(みまさかおいわけ)駅から南西に、美作落合駅を経て旭川の東岸を北に走り、古見(こみ)駅を経て久世町に至る。中国自動車道が北東から南西に横断、国道一八一号が追分から西に、河内乢・目木(めき)乢を経て久世町に至る。西から同三一三号が備中川と中国自動車道に沿って町の中心を経て旭川に沿って北上し、久世町に至る。また町の中心部から旭川沿いに南に県道落合―建部(たけべ)線が通る。 落合町おちあいちよう 山形県:新庄市新庄城下落合町[現在地名]新庄市大町(おおまち)新庄城下の南の入口で、金沢町(かねざわまち)村から北西に続く。町の南端中(なか)の川に沿って大木戸があり、城下への出入りを取締った。突当りを右折すると清水川(しみずがわ)町に続き、これが羽州街道筋で、左折すると武家町の山口(やまぐち)丁に続く。延享三年(一七四六)の家数三二、宝暦一一年(一七六一)の家数三二、天明八年(一七八八)の家数三四・人数七五、天保九年(一八三八)の家数三五・人数五九、馬二(新庄城下町の研究)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by