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藤城清治 ふじしろ せいじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤城清治 ふじしろ-せいじ

1924- 昭和後期-平成時代の影絵作家。
大正13年4月17日生まれ。昭和22年影絵劇団「ジュヌ・パントル」を結成。23年「暮しの手帖」での影絵のイラストが注目され,テレビや映画,絵本で活躍。57年から影絵劇の海外公演もおこなう。ほかに,ぬいぐるみ人形劇も手がける。平成5年山梨県に影絵美術館を開館。11年児童文化功労者賞。東京出身。慶大卒。

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タレントデータバンクの解説

藤城 清治


芸名
藤城 清治

性別
男性

生年月日
1924/04/17

星座
おひつじ座

干支
子年

出身地
東京都

職種
文化人

ペット
猫をはじめとする動物多数

プロフィール
影絵劇・人形劇/大学在学中より影絵劇創作活動を開始し、卒業後、人形と影絵の劇場ジュヌ・パントル(後の木馬座)を結成。影絵劇では『銀河鉄道の夜』をはじめとした名作を多数生み出し、日本ユネスコ協会連盟賞、厚生省児童福祉文化奨励賞、文化庁芸術祭優秀賞など多数の賞を受賞、国内外の博覧会でのロングラン公演実績も多い。一方「ヘンゼルとグレーテル」などぬいぐるみ人形劇のノウハウを活かし、テレビ番組「木馬座アワー」で生み出したキャラクター「ケロヨン」は、日本武道館や大阪万博でもショーを開催するほど爆発的人気を博した。 影絵/自ら編み出した方法で、カミソリと数百色のカラーフィルターを操り、こびとや猫などの愛らしいモチーフから聖書や童話の世界、緻密な風景画など幅広いテーマで独特の世界を創り続けている。『暮しの手帖』や朝日新聞などへの連載、絵本や画集など出版物のほか、『影絵名作アルバム』や天気予報、CMなどテレビにも登場。数千点に及ぶ作品は、国内の6つの常設美術館のほか、国内外各地での展覧会で多くの人に感動を与え続けている。

代表作品
絵本『銀河鉄道の夜』 / エッセイ『光は歌い影は踊る』 / 画集『藤城清治作品集』

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

藤城清治
ふじしろせいじ
(1924― )

画家、影絵画家、影絵劇作家。東京に生まれ、慶応義塾大学経済学部を卒業後、中学時代より好んでいた絵の道に進む。1946年(昭和21)、人形と影絵の劇団「ジュヌ・パントル」を創設、影絵劇などの上演を開始。48年、『暮しの手帖(てちょう)』誌に載せた影絵イラストレーションの成功を手始めに、邱永漢(きゅうえいかん)作『西遊記』(1958~60)の挿絵などで評価を高める。セロファン紙やプラスチックフィルターを切り抜き、それに背後から光を当てて構成する藤城の影絵挿絵は、夢幻的な美しさにあふれ、大衆の支持を受けた。この仕事の一方、劇団を率いての縫いぐるみ人形劇や影絵劇などの児童劇活動にも、多くの力を注いでいる。劇団名は、1952年に「木馬座(もくばざ)」と改称したが、72年、木馬座は解散し、ふたたび「ジュヌ・パントル」とした。[上笙一郎]
『『藤城清治影絵画集』(1977・講談社) ▽『藤城清治影絵の世界――シルエット・アート 作品とその技法』(1983・東京書籍) ▽『藤城清治影絵劇の世界――シルエット・プレイその歴史と創造』(1986・東京書籍) ▽『ヨーロッパの教会 藤城清治スケッチ集』(1994・日本基督教団出版局) ▽『藤城清治――影絵はひとりぼっち』(1997・日本図書センター) ▽『光と影の詩人藤城清治の世界』別冊太陽(2000・平凡社)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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