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蚌埠 ぼうふ

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百科事典マイペディアの解説

蚌埠【ぼうふ】

中国,安徽省北東部,淮河右岸の都市。淮河水運と京滬(けいこ)(北京〜上海)・淮南(蚌埠〜裕渓口)両鉄路の交点で,淮河流域の大豆,綿花,茶,麻,石炭などを集散する。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぼうふ【蚌埠 Bèng bù】

中国,安徽省中部,淮河(わいが)の南岸にある省直轄市。人口72万(1994)。淮河水運の要衝にあり,また近代になってから津浦鉄道(京滬(けいこ)鉄道)が通り,ここより淮南線を分岐させ,安徽北部の交通中心となった。もともとは鳳陽県に属する市鎮で,蚌歩集と呼ばれていたが,1947年に市が設けられ工業が発達するとともに成長し,現在では合肥,淮南と並ぶ安徽中北部の有力都市となっている。新興の都市のため古跡名勝は少ないが,鳳陽を故郷とする明太祖朱元璋の少年時代にちなんだ伝承をもつ竜子河,朱元璋と同郷の友人であった湯和の墓などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

蚌埠
ほうふ / ポンプー

中国、安徽(あんき)省北部の市。淮河(わいが)の南岸に位置する新興商工業都市である。人口337万2207、市轄区人口76万4205(2000)。蚌埠の名は『禹貢(うこう)』によると、昔ここを拠点としていた夷(い)族が蚌(ハマグリの一種)を採取して、珠(たま)をとっていたことにちなむという。もとは鳳陽(ほうよう)県の蚌歩集(ほうほしゅう)という小さな市場集落であったが、1911年に津浦(しんぽ)鉄道が全通すると南北交通と淮河水運とを結ぶ要衝として発展し、1947年に市が設けられた。解放後、紡績、食品、化学、電子、機械、たばこ、ガラスなどの工業が急速に発達した。古くから淮河流域の水陸交通と物資集散の中心であり、周辺農村は米、小麦、雑穀、ラッカセイ、ゴマなどの産地である。また淮河治水事業の中心であり、上流から運搬される木材の集散地でもある。[林 和生]

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