蛍烏賊(読み)ホタルイカ

デジタル大辞泉 「蛍烏賊」の意味・読み・例文・類語

ほたる‐いか【蛍烏賊】

ホタルイカモドキ科のイカ胴長約6センチくらい。全身多数発光器をもち発光する。日本特産で、富山県では5月ごろ産卵のため海岸近くまで押し寄せ、群遊海面は特別天然記念物食用。まついか。こいか。 春》川水を恋ふとはあはれ―/素十

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「蛍烏賊」の意味・読み・例文・類語

ほたる‐いか【蛍烏賊】

  1. 〘 名詞 〙 ホタルイカモドキ科のイカ。胴長約六センチメートル。体表数百の発光器があり、初夏の産卵期には沿岸に多数浮いて、海岸が明るくなるくらいに光る。日本近海に分布するが、富山県魚津市付近の群遊海面は特別天然記念物に指定されている。《 季語・春 》 〔日本家庭大百科事彙(1927‐31)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

事典 日本の地域ブランド・名産品 「蛍烏賊」の解説

ホタルイカ[水産]
ほたるいか

北陸甲信越地方、富山県の地域ブランド
主に富山市滑川市・魚津市で水揚げされる。富山湾では3月中旬から4月下旬にかけて、産卵のため海岸まで浮上してきたホタルイカを、定置網漁獲。旬のホタルイカはやわらかく、独特の甘みがある。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「蛍烏賊」の解説

蛍烏賊 (ホタルイカ)

学名Watasenia scintillans
動物。ホタルイカ科のイカ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む