
(交)(こう)。〔説文〕十三上に「
の屬なり。角無きを蛟と曰ふ」(段注本)とあり、みずちをいう。〔楚辞、九歌、湘夫人〕に「蛟、何爲(なんす)れぞ水裔にある」とみえ、魚類の王とされる。
に交結の意があり、西周後期の青銅器である〔頌壺(しようこ)〕の文様に、華麗な蛟竜文が加えられている。
字鏡〕蛟 美止知(みとち) 〔和名抄〕蛟 美
知(みづち)、日本紀私記に大
の二字を用ふ 〔名義抄〕蛟 ミヅチ 〔
立〕蛟 ミヅチ・ノヅチ
・
(絞)ke
は同声。
・
gyu、樛kyuも声義近く、みな糾纏の意をもつ字。蛟・
はそのような形態のものとして考えられていたのであろう。
▶・蛟
▶・蛟宮▶・蛟窟▶・蛟室▶・蛟水▶・蛟蛇▶・蛟
▶・蛟
▶・蛟篆▶・蛟電▶・蛟竜▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...