デジタル大辞泉
「血止草」の意味・読み・例文・類語
ちどめ‐ぐさ【血止草】
《「ちとめぐさ」とも》ウコギ科の多年草。葉は円形で縁が浅く裂け、つやがあり、柄が長い。夏から秋、白色や紫色を帯びた小花を多数開く。名は、葉をもんで傷口に当てて血止めに使ったことによる。
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ちどめ‐ぐさ【血止草】
〘名〙 (「ちとめぐさ」とも)
セリ科の常緑多年草。
本州から九州にかけて庭地に生える。茎は長く
地面をはう。葉はまばらに互生して
長柄をもち円形で径約一センチメートル。縁は浅く裂け、葉面は
光沢がある。春から秋にかけ、
葉腋から細い柄を一本出して、小さな
散形花序をつけ、白または
淡紅色のごく小さな五弁花を多数つける。葉を
切り傷にはれば
出血が止まるということからこの名がある。
解毒、
咳止め、
利尿剤として用いられる。《季・秋》 〔
日葡辞書(1603‐04)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
血止草 (チドメグサ・チトメグサ)
学名:Hydrocotyle sibthorpioides
植物。セリ科の常緑多年草,薬用植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報