精選版 日本国語大辞典 「行止」の意味・読み・例文・類語
こう‐しカウ‥【行止】
いき‐どまり【行止】
ゆき‐どまり【行止】
- 〘 名詞 〙
- ① 行く手がふさがって、それ以上は先へ行けないこと。また、その所。いきどまり。ゆきづまり。
- [初出の実例]「行々しどこが葛西の行留り」(出典:俳諧・文化句帖‐元年(1804)四月)
- ② 物事がそれ以上先に進まないこと。また、物事の極限に達したこと。極点。いきどまり。ゆきづまり。
- [初出の実例]「戸籍の法さへ丈夫に立ときは、先の行泊り無き故」(出典:政談(1727頃)一)