袋田の滝(読み)フクロダノタキ

デジタル大辞泉 「袋田の滝」の意味・読み・例文・類語

ふくろだ‐の‐たき【袋田の滝】

茨城県久慈大子だいご町にある滝。久慈川支流の滝川上流に位置する。岸壁を4段に落下することから四度よどの滝ともいわれる。高さ120メートル、幅73メートル。冬期は滝が凍り、アイスクライミングが行われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「袋田の滝」の意味・わかりやすい解説

袋田の滝
ふくろだのたき

茨城県北部、久慈(くじ)郡大子町(だいごまち)袋田にあり、久慈川支流滝川(たきかわ)にかかる滝。県指定名勝でもある。高さ121メートル、幅76メートル。四段に落下するので四度ノ滝(よどのたき)ともいう。南北に走る第三紀系地層を滝川が横断して集塊岩層を先行的に切るためにできた。上流に生瀬(なませ)ノ滝や生瀬盆地がある。昭和初期に袋田温泉が発見され、土産(みやげ)物店・飲食店など観光集落もできた。冬の結氷豪壮である。奥久慈県立自然公園に属する。

[櫻井明俊]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「袋田の滝」の意味・わかりやすい解説

袋田の滝
ふくろだのたき

茨城県北西部,久慈川の支流滝川に注ぐ滝。生瀬 (なませ) 盆地の水を集めて高さ約 121mのところから幅約 80mの滝が4段になって落ちることから「四度の滝」とも呼ばれる。徳川光圀藤田東湖大町桂月らが訪れ,詩画を残している。奥久慈県立自然公園に属する。

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デジタル大辞泉プラス 「袋田の滝」の解説

袋田の滝

茨城県久慈郡大子町にある滝。久慈川水系の滝川上流に位置する。落差120メートル。冬季には氷瀑が観察できる。1990年、日本の滝100選に選定された。上流の生瀬滝とあわせ、2015年に国の名勝に指定。「四度(よど)の滝」ともいう。

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事典 日本の地域遺産 「袋田の滝」の解説

袋田の滝

(茨城県久慈郡大子町袋田)
美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産」指定の地域遺産。

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事典・日本の観光資源 「袋田の滝」の解説

袋田の滝

(茨城県久慈郡大子町)
関東・観光バスで行く名所100選」指定の観光名所。

袋田の滝

(茨城県久慈郡大子町)
日本二十五勝」指定の観光名所。

袋田の滝

(茨城県久慈郡大子町)
日本の滝百選」指定の観光名所。

袋田の滝

(茨城県久慈郡大子町)
日本三名瀑」指定の観光名所。

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