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許南麒 ホ ナムギ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

許南麒 ホ-ナムギ

1918-1988 昭和時代後期の詩人。
1918年6月24日朝鮮慶尚南道生まれ。昭和14年(1939)来日。24年日本語による詩集「朝鮮冬物語」で注目される。「火縄銃のうた」(日本語),「祖国にささげる」(朝鮮語)など,両国の言葉で抵抗と叙情をうたい,日本と朝鮮の関係,在日朝鮮人の問題をといつづけた。昭和63年11月17日死去。71歳。中央大卒。

許南麒 きょ-なんき

ホ-ナムギ

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

許南麒
きょなんき / ホナムキ
(1918―1988)

詩人。慶尚南道(けいしょうなんどう/キョンサンナムド)東莱(とうらい/ドンル)生まれ。1939年に渡日。中央大学法科卒業。解放直後より朝鮮語と日本語の詩作を並行。詩風は祖国と民族に対する愛に強く支えられ、朝鮮の状況、朝鮮と日本の関係、在日朝鮮人の問題などを骨太な詩でうたう。日本語の第一詩集『朝鮮冬物語』で中野重治(しげはる)に嘱目された。叙情詩、叙事詩のほかに風刺的手法も駆使。日本語詩集に『火縄銃のうた』『朝鮮海峡』、朝鮮語詩集に『祖国にささげる』『石にまつわるものがたり』、訳詩集に趙基天(ちょうきてん/チョギチョン)『白頭山』、その他がある。[任 展 慧]
『許南麒著『許南麒の詩』(1979・同成社)』

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