デジタル大辞泉 「詰屈」の意味・読み・例文・類語 きっ‐くつ【詰屈/×佶屈】 [名・形動](スル)1 かがまって、伸びがないこと。曲がりくねっていること。「―した老梅の幹」〈谷崎・春琴抄〉2 堅苦しいこと。特に、文章や字句が堅苦しくてわかりにくいこと。また、そのさま。「―な条文に辟易へきえきする」[ト・タル][文][形動タリ]堅くぎくしゃくとしたさま。「黒に金釦ボタンの大学学生の制服さえ着けて―としていた」〈白秋・食後の唄(杢太郎)・序〉[類語]難しい・分かりにくい・難解・晦渋かいじゅう・深遠・高度・ハイブロー・歯が立たない・しち難しい・小難しい・難解・ちんぷんかん・ちんぷんかんぷん・不可解・至難・ハードルが高い・詰屈聱牙ごうが 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「詰屈」の読み・字形・画数・意味 【詰屈】きつくつ まがりくねる。魏・武帝〔苦寒行〕楽府 北のかた太行山に上れば 艱(かた)いかな、何ぞ巍巍(ぎぎ)たる 羊腸として坂詰屈し 車輪之れが爲に摧(くだ)く字通「詰」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報