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諸司領 しょしりょう

世界大百科事典 第2版の解説

しょしりょう【諸司領】

太政官以下の令制中央諸司の所領。令制下の中央財政は,特殊なものを除いて,調・庸および年料舂米(しようまい)を官司経費と官人給与の主要な財源として運用された。すなわち絹・布類を中心とする調庸物は,大部分大蔵省に入り,諸司に分配されて,事務・行事の経費に充てられるとともに,官人の位禄・季禄・時服として支給され,大炊寮に収納された年料舂米は,官人の月料および要劇料・番上料として支出された。しかし早くも奈良末期から平安初期にかけて,調庸物の不足を補うため,諸国の正税交易による絹・布等の貢進が一般化し,さらに位禄・季禄・時服等を諸国において料米をもって支給するようになった。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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