豊竹岡太夫(読み)トヨタケ オカタユウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「豊竹岡太夫」の解説

豊竹 岡太夫(7代目)
トヨタケ オカタユウ


職業
人形浄瑠璃太夫

本名
仁木 善雄

別名
前名=豊沢 猿糸(6代目)

生年月日
明治32年 4月1日

出生地
東京

経歴
初め三味線の6代目豊沢広助の門弟となり、昭和10年6代目豊沢猿糸と名乗る。のち太夫に転じて、22年7代目豊竹岡太夫襲名歌舞伎の吉右衛門劇団に所属した。

没年月日
昭和51年 12月22日 (1976年)

家族
父=豊竹 岡太夫(6代目)


豊竹 岡太夫(6代目)
トヨタケ オカタユウ


職業
人形浄瑠璃太夫

本名
仁木 卯三郎

別名
初名=竹本 織栄太夫,前名=竹本 識太夫

生年月日
安政3年 2月15日

出生地
大坂(大阪府)

経歴
6代目竹本綱太夫の門弟となり初め織栄太夫と名乗る。のち東京へ行き、識太夫と改名。明治29年6代目豊竹岡太夫を襲名した。技巧で聞かせた名手と云われる。

没年月日
大正7年 10月8日 (1918年)


豊竹 岡太夫(5代目)
トヨタケ オカタユウ


職業
人形浄瑠璃太夫

本名
竹本 猶六

別名
前名=竹本 百合太夫,竹本 文字太夫

出生地
大阪

経歴
明治期に活躍。初め4代目岡太夫の門弟で、師が江戸へ行ったのち、5代目竹本春太夫の預かり弟子となる。百合太夫・文字太夫を経て、明治15年頃5代目豊竹岡太夫を襲名した。17年から19年にかけて御霊文楽座で端場語りをする。その後東京へ移った。

没年月日
(生没年不詳)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊竹岡太夫」の解説

豊竹岡太夫(初代) とよたけ-おかたゆう

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
義太夫節豊竹筑前少掾(ちくぜんのしょうじょう)の弟子。はじめ竹本姓で京都を中心に,大坂,江戸で活躍。安永(1772-81)のころ大坂豊竹座に出演した際,豊竹に改姓した。摂津豊島(てしま)郡(大阪府)出身通称又兵衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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