質実剛健(読み)シツジツゴウケン

デジタル大辞泉 「質実剛健」の意味・読み・例文・類語

しつじつ‐ごうけん〔‐ガウケン〕【質実剛健】

[名・形動]飾り気がなく、まじめで、強くてたくましいこと。また、そのさま。「質実剛健校風

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精選版 日本国語大辞典 「質実剛健」の意味・読み・例文・類語

しつじつ‐ごうけん‥ガウケン【質実剛健】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) かざりけがなく、まじめで、強く、しっかりしていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「我が大和民族にして、後進の一民族として、白皙人種と抗行し得る可き一は、唯だ彼等よりも聊か質実剛健なりしを以て也」(出典:時務一家言(1913)〈徳富蘇峰〉四三)

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四字熟語を知る辞典 「質実剛健」の解説

質実剛健

かざりけがなく、まじめで、強く、しっかりしていること。また、その様子

[活用] ―な・―に・―だ。

[使用例] 当時すでに軍人向教育が私の学校をも侵蝕し、名高い江木将軍の「質実剛健」の遺訓が蒸し返されて、派手なマフラー靴下は禁じられていた[三島由紀夫仮面告白|1949]

[使用例] 日本文明恩恵に必要以上に馴れてぜいじゃくになっている生活感覚への反省になった。〈略〉質実剛健という長く忘れていた美徳への郷愁が湧き起こり[有吉佐和子*孟姜女考|1969]

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