デジタル大辞泉
「赤十字国際委員会」の意味・読み・例文・類語
せきじゅうじ‐こくさいいいんかい〔セキジフジコクサイヰヰンクワイ〕【赤十字国際委員会】
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赤十字国際委員会(ICRC)
国際人道法に基づき、中立の立場から、紛争地域での保護や支援活動を行う国際組織。1863年の発足当初は戦時の負傷者に重点を置いていたが、捕虜や民間人保護にも対象を拡大し、被拘束者が適切な処遇を受けているかどうかを監視する権利も認められている。日本赤十字社など各国で医療や災害対応を行う組織の連合体は国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)で、ICRCと合わせて「傷ついた人を敵味方の区別なく救う」という赤十字運動を担う。(ジュネーブ共同)
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精選版 日本国語大辞典
「赤十字国際委員会」の意味・読み・例文・類語
せきじゅうじ‐こくさいいいんかいセキジフジコクサイヰヰンクヮイ【赤十字国際委員会】
- ( [英語] International Committee of the Red Cross の訳語 ) 戦時などにジュネーブ条約の趣旨が守られているかどうか監視する組織。永世中立国スイス国民二五名以内からなり国際紛争に中立の立場から仲介者ともなる。一八六三年設立。本部ジュネーブ。略称ICRC。
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赤十字国際委員会
せきじゅうじこくさいいいんかい
International Committee of the Red Cross; ICRC
1863年の国際会議開催を呼びかけたいわゆる「赤十字創立五人委員会」が母体となり,64年のジュネーブ条約で正式に発足した委員会。国際赤十字の常設機関の1つ。委員会は 25人以内の委員で構成され,公平を保つため,委員は永世中立国スイスの国民に限られている。本部はジュネーブ。赤十字の基本原則を守り,赤十字社の承認,戦時における政府間,各国赤十字社間の意思疎通の仲介,非戦闘員の戦争犠牲者に対する救済,戦争犠牲者の保護と救済に関する条約の改善などに努力している。 1917年,44年,63年にノーベル平和賞を受賞した。
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「赤十字国際委員会」の意味・わかりやすい解説
赤十字国際委員会【せきじゅうじこくさいいいんかい】
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の赤十字国際委員会の言及
【赤十字】より
…国際組織と各国の国内組織とがある。国際赤十字International Red Crossとは後出の赤十字国際委員会,赤十字社連盟,各国赤十字社の総称である。1996年現在,赤十字加盟国(赤十字国際委員会の承認を受けている国)は170ヵ国である。…
※「赤十字国際委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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