体の地色が赤みを帯びた魚類の総称。体色が青みを帯びた青魚(あおざかな)に対して用いる。魚肉自体が赤い赤身魚とは異なる。タイ類、タラ類、メヌケ類、ヒラメ・カレイ類、ホウボウ・カナガシラ類などがその代表である。体型は青物に多い紡錘形に比べて、著しく側扁(そくへん)または縦扁して扁平な形をしており、頭が大きく、骨格がよく発達している。赤物は一般に海底またはその近くにすみ、移動能力が低くて大規模な回遊をしない。海底にすむ小魚、エビ・カニ類、貝類、多毛類、ウニ類、ヒトデ類などをおもに食べる。筋肉は白みを帯び、エキス分や脂肪含量が少ないので味に特別な癖がない。また青魚に比べて食中毒にかかることがほとんどないうえ、変敗しにくい。そのため幼児や病人用の食事にも適している。また、日本では伝統的に縁起物に赤色を使うことが多いことから、赤物の代表格のタイ類、メヌケ類などは、めでたい魚として祝い事に用いられる。
[落合 明・尼岡邦夫]
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…室町時代には備前焼の隆盛に押されて停滞し,常滑市域への窯の集約化がみられたが,室町末期には半地下式大窯(鉄砲窯)に転換して真焼と称する炻器(せつき)質の壺・甕類を量産し,再び隆盛に向かった。近世の常滑焼は真焼,赤物と呼ばれる日常雑器を主としているが,江戸後期に連房式登窯が導入されて,真焼は登窯で,赤物は大窯で焼かれるようになった。一方,天明年間(1781‐89)に常滑元功斎が出て茶陶の世界が開け,幕末にかけて上村白鷗,赤井陶然,伊奈長三らの名工が輩出して,陶彫,楽焼,白泥,藻がけ釉などに腕をふるった。…
※「赤物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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