赤白橡(読み)アカシロツルバミ

色名がわかる辞典 「赤白橡」の解説

あかしろつるばみ【赤白橡】

色名の一つ。やや灰色にくすみ、みがかった白茶しらちゃ色。「橡」はブナ科クヌギの古名で、その実のドングリは濃い灰色の染色に用いられるが、赤白橡はドングリを使った染物の色ではない。ハゼノキの下染めの上に、あかねを薄くかけた淡褐色の染め色の名前。青白橡あおしろつるばみと同様、「灰色がかった」色であるため橡という用語を用いたとする説がある。古くは上皇の着用する高貴な色であり、禁色きんじきとされる時代があった。

出典 講談社色名がわかる辞典について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む