超アクチノイド元素(読み)チョウアクチノイドゲンソ

化学辞典 第2版の解説

超アクチノイド元素
チョウアクチノイドゲンソ
superactinoid elements, superactinoids

以前,アクチノイド元素をアクチニドとよんでいたので超アクチニド元素ということもある.原子番号103番元素ローレンシウムで5f副殻の電子配置が完成,アクチノイド系列が終了するので,104番元素以下を,アクチノイドを超えた原子番号の元素という意味で超アクチノイド元素とよぶ.2012年6月のIUPACの公式周期表には104番元素ラザホージウムRf以下,112番元素コペルニシウムCnまでの9元素に加えて114番元素フレロビウム,116番元素リバモリウムが載っている.すべて非常に短寿命の人工放射性元素.2012年版日本化学会周期表には,コペルニシウム以下113~116番元素と118番元素が記載されている.1999年に報じられた118番の合成はデータねつ造の疑いが濃厚であるとして取り下げられたが,その後2006年にロシアとアメリカのグループにより再度合成が発表された.アクチノイド元素より重い元素という意味では,これらを含め今後発見される超重元素もこのグループに入る.[別用語参照]ラザホージウムドブニウムシーボーギウムボーリウムハッシウムマイトネリウムダームスタチウムレントゲニウムコペルニシウムウンウントリウムフレロビウムウンウンペンチウムリバモリウムウンウンオクチウム

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

デジタル大辞泉の解説

ちょうアクチノイド‐げんそ〔テウ‐〕【超アクチノイド元素】

原子番号が104以上の元素。すべて半減期が短い人工放射性元素であり、自然界には存在しない。104番ラザホージウム、105番ドブニウム、106番シーボーギウムなどが見つかっており、より大きな原子番号の元素を合成する研究が進められている。→アクチノイド

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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