追星(読み)オイボシ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「追星」の意味・わかりやすい解説

追星
おいぼし
pearl organ

淡水産硬骨魚類のいくつかの種にみられる婚姻色の一種。鰓蓋鰭条など諸部位にみられる。普通は生殖時期の雄に出現する。まれに雌にも出現するが,雄ほど発達しない。英語は真珠器の意味で,キンギョなどの追星では表皮細胞が肥厚し,真珠光沢をもって光るからである。

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世界大百科事典(旧版)内の追星の言及

【アユ(鮎)】より

…初秋,日の長さが短くなるのを視床下部の脳下垂体が感じとり,ホルモンの分泌が盛んとなり性的に成熟し始めると落ちアユ,下りアユとなって産卵場所へと下る。産卵間近のアユは,体が黒ずみ腹部は赤く色づき雄では体表に〈追星(おいぼし)〉と呼ばれる白い小さな突起が生じ,手でさわるとざらざらした感じになる。このような状態を〈さびる〉といい,さびアユと呼ぶ。…

【魚類】より

…キュウセンの雄(俗にアオベラ)の体色は青みが強く,雌(アカベラ)は赤みが強いが,ベニザケの雌,タナゴ,ウグイなどの雄が産卵期に示す美しい体色は婚姻色という。コイ科の魚,アユ,メダカなどの雄は頭部やひれに白点状の突起を生じ,追星(おいぼし)と呼ばれる。また,タナゴ類の雌は生殖孔の部分から長い産卵管をのばす。…

【婚姻色】より

…婚姻色は魚類,両生類によくみられ,たとえばタナゴの仲間やトゲウオの一種イトヨでは,雄のあごの下から腹部にかけての皮膚が赤色に変わる。タナゴやアユなどの淡水魚では,えらぶたや鰭条(きじよう)に真珠様の白色小体が多数現れるが,これはとくに追星pearl organとよばれる。イモリでは雄の尾が光沢のある強い藍色を帯びてくる。…

※「追星」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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