追究(読み)ツイキュウ

デジタル大辞泉 「追究」の意味・読み・例文・類語

つい‐きゅう〔‐キウ|‐キユウ〕【追究/追窮】

[名](スル)未知のものや不明の事柄を、どこまでも考え、調べて明らかにしようとすること。「宇宙のなぞを―する」
[類語]研究考究探究学問討究講究調査分析論究攻究究理研鑽けんさんスタディーリサーチ(―する)究める調べる

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精選版 日本国語大辞典 「追究」の意味・読み・例文・類語

つい‐きゅう‥キウ【追究・追窮キュウ】

  1. 〘 名詞 〙 不明なものや不確かなことをどこまでも尋ねきわめること。おしきわめること。
    1. [初出の実例]「拿捕追究歯囚譴罰を受ることなきを云ふ」(出典:万国公法(1868)〈西周訳〉四)
    2. 「わざと追窮(ツヰキュウ)しない」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一四)
    3. [その他の文献]〔唐律‐闘訟・以赦前事相告言〕

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普及版 字通 「追究」の読み・字形・画数・意味

【追究】ついきゆう

究明する。

字通「追」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の追究の言及

【ドキュメンタリー劇】より

…作品の内容が歴史的資料,証言などドキュメントによって事実性を裏づけられている点がこの場合の名称の由来である。キップハルトの《オッペンハイマー事件》(1964)やP.ワイスの《追究》(1965)などもこの系列にはいり,1960年代のこれらの作品は多くが日本でも上演されている。【森川 俊夫】。…

【ワイス】より

…しかし,しだいに社会との接点を求めるようになり,外向性へと変貌していく。個人主義と全体主義を対置させて第三の立場を求めた《マラ/サド劇Marat/Sade》(1964)の成功が転機となって,個人主義を清算したワイスは,世界を抑圧から解放する闘争に参加することを決意し,形式的にも新しい政治演劇《追究》(1965),《ルシタニアの怪物の歌》(1967),《ベトナム討論》(1968)を発表した。これに続く《亡命のトロツキー》(1970)では教条的左翼と一線を画し,《ヘルダーリン》(1971)によってこの狂気の詩人に新たな評価を与えた。…

※「追究」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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